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YUBETSU / HOKKAIDO

美味しい牛乳をつくるために

三澤牧場の風景
The Farm

湧別の大空と、
呼吸をあわせて。

三澤牧場は、オホーツク海に近い湧別町の豊かな自然に囲まれています。澄み渡る空気と、肥沃な大地。私たちはこの場所で、日々動物たちと対話し、誠実に「いのち」を育んでいます。

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会社概要

会社名
株式会社 三澤牧場
代表取締役
三澤 陽樹
所在地
〒099-6403
北海道紋別郡湧別町緑町252-6
設立
2008年10月
社員数
30名
売上高
12億6,280万円(2024年)
11億7,506万円(2023年)
12億6,875万円(2022年)
※関連会社含む
生乳生産量
7,541t(2024年実績)
飼養頭数
ホルスタイン種 1,150頭(経産牛700頭)
黒毛和種 270頭(経産牛130頭)
関連会社
株式会社 和三味

美味しい牛乳をつくるための
私たちのこだわり

牛乳の味は牛が食べるえさでほぼ決まると言っても過言ではありません。 食べたものが血液になり、血液が牛乳になるからです。

デントコーン畑

甘みとコクの秘密

えさをデントコーン主体にすることによって、牛乳の「甘み」と「コク」が強く感じられるようになります。デントコーンのエネルギー(デンプン)が非常に高いため、牛がそれを消化・吸収することで、牛乳の成分に影響を与えます。

牛のエネルギー不足が解消されることで、乳糖がしっかりと生成され、口に含んだ時のほのかな甘みを感じやすくなります。高エネルギーなえさは乳脂肪と乳タンパクの成分を高い水準で維持しやすいため、飲んだ時の「濃厚感(コク)」が増します。

デントコーン

香りへのこだわり

牛は食べたえさの香りを、そのまま乳腺から牛乳へと「転送」する性質を持っています。デントコーンは香り成分がもともと少ないのが特徴です。そのため、牛乳に移る香りが非常に穏やかになります。結果として、「牛乳本来の甘い乳の香り」だけが際立ちます。

さらにデントコーンは飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸のバランスが安定しており、酸化による風味の変化が起きにくい傾向があります。そのため、最後の一口まで味の変化が少なく、飲み込んだ後の余韻がスッキリとします。

白さの理由

グラスサイレージが主体のえさにはβ-カロテンが多く含まれている影響で、牛乳が少し「黄色味」を帯びたクリーム色になりますが、デントコーン主体では「真っ白な雪のような牛乳」になります。

美味しい牛乳をつくるための
私たちのこだわり

私たちは、牛たちが「この牧場に産まれて良かった」と思えるような、 カウコンフォート(牛の快適性)を何よりも大切にしています。
牛に愛情を注ぎ、その個性を尊重することが、 巡り巡って皆様に届く牛乳の美味しさへと繋がると信じているからです。

牛舎の様子

ストレス「ゼロ」への挑戦

牛は非常にデリケートな生き物です。暑さや寒さ、休息の質の低下は、そのままミルクの品質に影響します。私たちは、牛のストレスを最小限に抑えるために、一切の妥協をしない投資を続けてきました。

分娩事故0を目指すコンポストバーン牛舎を建設し、牛たちがリラックスして出産・休息できるよう、清潔で快適な環境を整えています。また、暑さに弱い牛たちのために全牛舎にシャワーを設置し、熱中症対策を徹底。毎日、敷料をたっぷりと敷くことで快適なベッド環境も整えています。

えさを頭数分以上に与えることによって、牛群で弱いとされる牛にまで豊富にえさがあたるようにしています。こうしたきめ細やかな「牛のための環境づくり」が、ストレスによる雑味を抑え、牛乳本来のピュアな甘みとコクを育みます。

牛の世話

個性に合わせた搾乳スタイル

人間と同じように、牛にも一頭一頭個性があります。三澤牧場では、それぞれの牛に最適な搾乳方法を選択できるよう、「パラレルパーラー」と「ロボット」の2種類の搾乳方法を導入しています。個性に合わせた「選べる搾乳スタイル」が、牛たちの心の安定に繋がり、質の高い生乳を生み出します。

一流のスタッフによる管理技術

最高級のホテルには一流のスタッフが必要なように、私たちの牧場でもスタッフの技術向上は不可欠です。業務を「搾乳」「哺育」「外周り」「繁殖・治療」の4つに分業化し、各分野の専門性を高めています。

病気や怪我を未然に防ぐ鋭い観察力、最新の獣医コンサルに基づいた健康管理、そして人の手によるきめ細やかな愛情。スタッフ一人ひとりが高い技術を持ち、牛のわずかな変化に気づくことで、常に健康でフレッシュな状態の牛乳を搾ることができます。

「牛に愛情を注いだ分、牛から恩恵をもらっている」。
その恩恵とは、他でもない「美味しい牛乳」です。
湧別の豊かな自然の中で、最高にリラックスして過ごす牛たちが作り出す牛乳は格別に美味しい牛乳です。

美味しい牛乳をつくるための
私たちのこだわり

私たちは牛乳の風味を何よりも大切にしています。 牛乳は脂肪分が多く、周囲の臭いを吸着しやすい性質を持っています。
だからこそ、牧場の環境そのものが、牛乳の風味に大きな影響を与えるのです。

バイオガスプラント

バイオガス発電による環境改善

対策として、バイオガス発電を導入しています。プラントによって糞尿が迅速に処理されるため、牛舎周辺のアンモニア臭や硫化水素などの揮発性有機化合物が劇的に減少します。

牛舎特有の臭い(バーニー風味)が抑えられ、口当たりの良い、スッキリとした後味の牛乳になります。また、衛生状態が改善することで牛のストレスが軽減され、体細胞数が減少する傾向があります。

体細胞数が低い牛乳は、脂質の分解が抑えられるため、保存による「脂肪酸化臭」や「苦味」が出にくく、搾りたてのフレッシュな甘みが長持ちします。

牧場の風景

資源を循環させる、美味しさのサイクル

発電の副産物である「消化液」は、良質な肥料として畑に還元しています。生の糞尿に比べ、発酵済みの消化液は臭気が大幅にカットされており、植物が吸収しやすい栄養素が豊富です。

臭いの少ない消化液で育った牧草は嗜好性が高く、牛たちの食い込みが良くなります。質の高い栄養をたっぷり摂取することで、牛乳の脂肪酸組成が安定し、「コクがあるのに雑味がない」理想的な風味へと繋がります。

いわば、牛たちが「アロマの香る清潔な高級ホテル」で「最高級のオーガニックサラダ」を食べているような状態。そんな恵まれた環境が、三澤牧場の牛乳の美味しさを支えています。

数値に裏付けされた、
本物の品質をお届けします。

三澤牧場の生乳は、常に高成分、高品質を維持しています。
カウコンフォート(牛の快適性)を徹底的に追求することで実現した、私たちの誇りです。

圧倒的な高成分

年間を通して北海道の平均乳脂肪率を大きく上回っています。特に冬場には4.7%超という驚異的な数値を記録し、一般的に味が薄まるとされる夏場(8月)であっても4.2%以上を維持しています。

こだわりの自給飼料(デントコーンサイレージ)が生み出すこの数値は、豊かなコクと甘みに直結します。

年間乳脂肪率の推移
年間乳脂肪率の推移(2025年実績)

牛の健康を示す「体細胞数」

品質においても、高品質であることがデータで示されています。牛の健康を示す「体細胞数」は通年20万個/ml以下です。牛がストレスを感じたり、病気になると増える数値です。

全国平均では年間を通して20万〜30万個程度、特に牛が体調を崩す夏場には数値が悪化(上昇)するのが一般的です。しかし三澤牧場では、徹底した快適な環境づくり(カウコンフォート)により、低い数値を維持。これは、牛たちが一年中、心身ともに健康であることの証明です。

徹底した衛生管理「生菌数」

清潔さを示す「生菌数」においても通年1万個/ml以下。搾乳機器や牛舎の衛生管理が完璧でなければ、この数値は達成できません。私たちは、年間すべての検査で「1万個/ml以下」を達成しています。

清潔な牛舎
DAILY HEALTH CHECK

市場平均を大きく上回る
高評価を得ている和牛を育てています。

当牧場では、変化する枝肉市場のトレンドを的確に捉えた種雄牛の選定と、 子牛の能力を最大限に引き出す飼養管理により、 購買者の皆様に安心していただける良質な和牛を安定供給しています。

トレンドを捉えた「種雄牛」選定

常に最新の現場成績や育種価情報を分析し、市場で求められている種雄牛を積極的に採用しています。

現在は「暁之藤」や「福勝鶴」といった、増体・肉質共に期待値の高いトレンド種雄牛を主力に交配。母体となる「安福久」肌の繁殖雌牛との掛け合わせにより、肥育現場で真価を発揮する血統背景を整えています。

将来性を見据えた「安定した発育」

「初生出荷は初期発育が命」と考え、生乳と粉ミルクによる栄養管理を徹底しています。出荷される子牛は、生後50日齢前後で体重80kg〜90kg台と充実した馬格を誇り、骨格がしっかりとして食い込みの良い健康な腹づくりができているため、スムーズな肥育移行が可能です。

哺乳作業
DAILY CARE

販売価格に裏付けされた「高い評価」

血統と発育へのこだわりは、市場における取引価格という形で高く評価いただいております。

北見地区市場における2025年の販売実績では、市場平均価格に対し、オス牛で約55,000円、メス牛で約29,000円の上乗せ評価(税込)をいただきました。

2022年以降、一貫して市場平均を上回る成績を維持しており、これは「間違いのない牛」として選んでいただいている信頼の証と自負しております。

出荷実績比較表
市場平均との価格比較実績

選ばれし血統と、
徹底した管理が生む「高受胎卵」

私たちは、ただ受精卵を作るだけではありません。 日本の酪農・畜産の未来を担う「強い牛づくり」をサポートします。

厳選されたドナー牛

1. 厳選されたドナー牛(選ばれし血統)

受精卵の能力は、ドナー牛で決まります。私たちは十勝・熊本で活躍する方々から受け継いだ選び抜かれたドナー牛の中から、さらに厳格な基準でドナー牛を選抜しています。

選び抜かれたエリート牛の遺伝子だけをお届けします。

清潔な環境

2. 「環境」が生み出す高受胎率

「良い卵は、健康な母体から」。私たちはドナー牛の健康状態を細部まで管理し、ストレスを極限まで減らした採卵に適した環境作りを徹底しています。

このこだわりが、移植後の定着率の良さ、すなわち「高い受胎率」に直結しています。

ラボの様子

3. 確かな実績と新たな挑戦

年間製造数は1,500卵以上(昨年度実績)。安定した供給体制でお客様の計画的な増頭を支援します。

また近年では、市場ニーズの高いハイゲノム・ホルスタイン受精卵の製造も開始し、改良の最前線走り続けています。

湧別の大空と、
呼吸をあわせて。

三澤牧場は、オホーツク海に近い湧別町の豊かな自然に囲まれています。 澄み渡る空気と、肥沃な大地。
私たちはこの場所で、日々動物たちと対話し、誠実に「いのち」を育んでいます。
四季折々の表情を見せる牧場の風景と、そこで暮らす牛たちの様子をご覧ください。

LOCATION

北海道紋別郡湧別町緑町252-6
オホーツク紋別空港から車で約40分

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